知的障がい者の余暇支援の選択①

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あまりに長く放置していたので、過去記事をすっかり忘れてしまっていて、

うちの息子が自閉症だって書いたことはあったっけ?と思いましたが、書いてました。過去記事に。

そんなことまで忘れる・・・・。




難しい余暇支援

さて、唐突ですが、知的障がい児の余暇活動は厳しい。

自分でやることを覚えないし、楽しみを見つけられない場合もある。

かといって、楽しみを見つけてしまったら、それに四六時中埋没してしまい抜けられなくなる。

抜けられなくなったらもう余暇活動ではありません。

まわりも振り回されてしまったり。

なので、本当に難しい余暇活動。

 

小さい頃ならまだしも、大きくなるにつれお友達と遊ぶということも難しくなる。

楽しみはおうちでのゲームと食べる事だけ・・・

そんな未来が見えていたからこそ、息子にスポーツをさせたかった。

しかし、いかんせん、私も夫も完全なインドア派。

スポーツのことなどからきし分かりません。

踏み出した一歩は支援施設のクラブ活動

地元小学校の特別支援学級に通う時期から、

隣市の支援学校の近くの入所施設で行われているスポーツのクラブに通わせるために、

日中一時支援の申請をし、すぐにその入所施設と契約も交わしました。

仕事を持っていたので、日中一時支援はすぐに取れました。

自宅からもっとも近くの支援施設(といっても隣の県)では無く

車で数十分かかる反対側の隣の市へ通い、

日中一時支援の間、その施設が力を入れているスポーツの練習に参加させてもらいました。

失望と挫折(私の)

小学校の間はとても良かったです。

支援施設の担当、クラブの監督がとても良い方で、

息子がどんな練習をどれほどしたか、どんなふうに取り組んだかという様子も細かく教えてくださって、

地域で開催されるスポーツイベントの情報や参加方法も教えて下さいました。

ところが、小学校を卒業し、いよいよ隣市の支援学校へ通いスポーツクラブにも毎日参加できるような環境ができたときに、

スポーツクラブの監督が異動で変わってしまいました。

そこからはうちの息子はただクラブの練習に参加させてもらっているだけのお客さま状態に。

地域のスポーツイベントの情報も知らされることはなく、

申込期限がとうに過ぎてから本人が「僕はどうして参加できない?」とパニックになって知るという・・・・orz

そんなことが何度も続くので、自力で探しては個人で参加申し込みをし、当日意気揚々と参加してみると、

やはり、その施設のクラブも参加しているというのに、完全に別行動で仲間には入れてもらえません。

これが、私の身に起きたことなら、私自身もその理由が分かるのですが、

知的障がいのある息子には、いつも一緒に練習をしている自分が、なぜ、その仲間には入れないかがなかなか理解できない。

毎回、みんなと一緒に参加したくて、イベントに苦労して参加するのに、参加する度に小さく傷ついていくのが分かります。

みんなが練習する横で、準備体操などをしてみるけれど、ユニフォームがないのは当然として、やはり疎外感はハンパない。

鈍い本人もじょじょに自分の立ち位置がおかしいことに気づく。

そして、そのうち、同じイベントに参加しても遠巻きに見るだけに。

だけど、やっぱりきになるので、自分の事はそっちのけで、ずっとそのクラブの動向ばかりを目で追っているのです。

親としてはやるせない。参加したくない。

だけど本人は、とにかくみんなと一緒に参加したいので、何度も繰り返し参加するしかありません。




障がい者の中でも差をつけられる優劣

実は、入所者では無く、息子のように在宅で練習に参加していた利用者は他にもいて、

中にはチームのメンバーとして最初からうちとは全く待遇の違う人もいました。

理由ははっきりと確かめたわけではありませんが、スポーツの成績が好成績だったからなのではないかと思います。

もしかして最初からチーム所属を希望したからなのかもしれませんが、

うちは希望など聞かれることもなく、もちろん聞かれたら一も二もなくチームの所属を希望しただろうし、

そもそも、その施設を利用する段階で、そのつもりだったのですが、

少なくともうちの子の成績は芳しくなく選手としては芽がなかったのだと思います。

 

障がい者の中にいても、やはりその中での優劣で待遇が決められてしまうのか。

世の中は、結局できるかできないかなんだ。

やっぱりできない人間は、希望するような支援なんて、簡単には受けられないものなんだなあと、

当時は、子どもの障がいが分かったとき以上のショックを受けたものです。

救いはスペシャルオリンピックスの理念

平行して参加していたのが、スペシャルオリンピックスでした。

田舎で参加できるプログラムは限られたものでしたが、それでも同じ実力者同士のクラス分け、

上位下位にかかわらずの全員表彰にはずいぶん救われたものです。

その時、うちの地域で行われていたプログラムは、結局さまざまな事情から無くなってしまいましたが、

今まで土日に動けなかった私が環境変化で息子につきあえるようになった今年から、

また、改めてスペシャルオリンピックスのプログラムに参加できるようになりました。

以前は人任せだったけど、少しずつ私も活動に参加できたらいいなと思っています。

今は遠方ですが、できれば、数年後を目標に、地元でも何かのプログラムを立ち上げられたらいいなと

ただただ漠然と思う、近頃です。

とにかく、第一歩。

スペシャルオリンピックスについて、極々簡単にまとめています

ぜひ、こちらをどうぞ。

障がい者のオリンピック「スペシャルオリンピックス」ってなに?パラリンピックとはどう違うの?

 

今回は正味、個人過去日記ということでお茶を濁させていただきます。




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